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パートナー相性診断

女性の方であれば、男性の容姿に関わらず”におい”で惹かれた経験が１度はあるのではないでしょうか？これは女性が無意識的に行っているパートナー選び行動の一種です。女性は生理周期を迎えると自分とＨＬＡ遺伝子（免疫系の遺伝子）がかけ離れた男性に対し”いい匂い””なんか落ち着く”といった魅力を感じる傾向があります。

このグラフは一般的なカップルの相性度（青）と長続きしているカップル（黄）の生物学的適合性（ＨＬＡ遺伝子の相性度）の差を表わしています。

もし貴方が異性１００人とランダムに遺伝子マッチングを行うと、その相性度の平均は青の３０％程度になることが分かっています。その一方で、５年以上連れ添ったカップルや、３０年以上連れ添っている夫婦を対象に遺伝子検査を行った場合、その平均は７０～８０％になることが分かりました。このことから、ジーンパートナーでは相性度が７０％を超える場合、夫婦関係が結婚後も長続きする可能性が非常に高いと捉えています。

生物学的適合性の高いカップルは妊娠の確率が高い傾向にあることも分かっています。近年では結婚後不妊に悩む夫婦が急増していますが、このように結婚前に妊娠への生物学適合性を知ることはとても重要です。また、免疫のかけ離れた両親からそれぞれ多様な免疫の遺伝子を受け継ぐことで、生まれて来る子供はより健康的で身体の強くなる可能性も高くなります。

遺伝子の相性のいいカップルは妊娠から３か月までの流産の可能性が低くなる傾向にあります。左図の一般的なカップルの数値（青）も対し、生物学的適合性の高いカップル（赤）は妊娠から３か月までの流産の可能性が低いことが表れています。